殤州

~ 九州大陸 殤州 ~
Novoland Shang Zhou

【 地理 】
九州北陸西部に位置し、主に巨人族の夸父が住居している。殤州の西部と南部は臨海しており、北部は険しい雪山と氷原の寒冷大陸。東部は火雷原を国境としている。面積は約10万拓。殤州は主に三大地形によって形成されており、北部は殤州高原、東部は蛮古山脈、西部は天池山脈。中でも蛮古山脈の地形は最も高く、平均海抜1万尺を超えている。

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中部と東部地域の地形は比較的に緩やかで、長期的な浸食によって起伏平坦な平原が形成され、小高い山や丘陵地が広がっている。南西部地域は火山帯となっており、"氷炎地海"と呼ばれている。数十座の高い火山と、小型の休眠火山によって連なっている。更に西の浩瀚洋には火山諸島も点在している。

殤州は氷と炎が共存する大陸であり、そのため気候は変化に富んでいる。殤州高原の気候は寒く、夏季でも平均気温は低い。年間降水量は多く、夏季冬季に関わらず、雨と雪が交互に降り続く天気も珍しくない。この地域は高木の生育に適さず、潅木の茂みや苔原が主要の植生となっている。

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南西部は地熱があるため資源は豊富。樹木によって形成される森林地帯があり、また熱泉地帯では広大な牧草地も分布している。中東部平原地域の気候状況は瀚州に比べると若干複雑で、針葉樹林の分布が最も広く、広葉樹の種類は少ない。殤州と瀚州の国境地帯には広大な森林が広がっている。



【 種族 】
主に優れた知恵を持つ 夸父族が居住している。夸父の部落は殤州各地に点在しており、たとえ異なる自然環境下での暮らしでも、漁猟を主としている。部族間で顔を合わす機会は戦争と、冬季に行われる蛮古山脈の大祭典以外ほどんとない。

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【 都市 】
雪山城:蛮古山脈の哲望峰の西部に位置する。城のどの場所からでも、哲望峰の頂きを長年囲んでいる輪状の雲を眺められる。

黄花城:殤州西部の虎踏河上流の殤東平原に位置する。瀚州へ通じる唯一の関所でもある。

沿河城:氷山と火山に挟まれた麓に位置する。背後には天池山脈、正面には火山帯の氷炎地海がある。南側は断崖絶壁のため、海上の交通手段が一切断絶されている。また沿河城は夸父族の政治、文化、宗教発祥の中心地でもある。

【 名所 】
天池山脈、蛮古山脈、殤中平原、虎踏河、暮瀾江、冉河、冰炎地海、古廬海、珠鏈海


百度百科:「九州地理-殤州」より抜粋