寧州

~ 九州大陸 寧州 ~
Novoland Ning Zhou


【 地理 】
九州北陸東部に位置し、主に羽族が居住している。陸地三辺が海に囲まれており、面積は約11万拓。南東部は丘陵地帯となっており、主に森林と草原が広がっている。

丘陵北部に位置する烏鬼山を源流とする三昧河は南に向かって流れ、縦横に交錯する川幅の広い三本の川に分かれている。またその土質と藻類の違いにより、河川色はそれぞれ青緑、淡紫、深紅色となっている。

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寧州西部は砂漠地帯で、細かく小高い丘陵がいくつも点在し、虎皮山脈に向かって伸びている。西部の瀚州とは勾戈山によって隔てられている。長年にわたって積雪し、快晴の際に見られるその眩く輝く姿は"月亮山脈"とも呼ばれている。その主峰は標高約1万8千尺もあり、北陸では最高峰となっている。

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寧州北部は氷河地帯となっており、その面積は寧州の四分の一も占める。主要植生は夏季において短期間に生育する苔類と草本植物。



【 種族 】
羽族は古くから寧州の大地で生存しており、広範囲に城や街を建造していった。寧州の豊富な資源を利用し、造船業や薬草学の領域において、比較的に高度な知識を有する。ごく一部の羽族は故郷である瀾州の奪還を望んでいるが、多くの羽族は既に寧州を第二の故郷として認識している。

【 都市 】
斉格林:羽族語では"青都"を意味している。寧州羽族連盟の都城で最大人口を誇り、その数は約50万。常備軍も約2万を有し、羽族の戦闘兵はほぼここに集結している。城自体は巨大な森林になっており、その中心部に高く聳える古木は羽族の長老と司祭によって日夜守られ、青都の魂と見なされている。

月光城:雪因湖の月光島に位置し、羽族のみで構成された都市。寧州の水路貿易の重要拠点となっている。

南葯城:寧州最大の薬材取引都市。地名はこの地に産出する豊富な薬草から由来している。龍胆、玉砂木、雪艾草などの常用薬草から貢納用の貴重な雲紋艾草も採取できる。

厭火城:寧州南部に位置する洄鯨湾は風光明媚の観光地として知られる。その洄鯨湾の湾岸に位置し、山を背に花崗岩で建てられた厭火城は堅固な城であると同時に、対外貿易の重要拠点にもなっている。

卡倫特:南羽国の都。別名"半石城"。

【 名所 】
莫若山脈、鷹翔山脈、雪因湖、藍湖、月亮河、北部冰川


百度百科:「九州地理-寧州」より抜粋