雷州

~ 九州大陸 雷州 ~
Novoland Lei Zhou


【 地理 】
雷州は西陸の東南部に位置し、北は巨大な熱帯雨林を擁する雲州と隣接し、東側は海を挟んで宛州と隣接。土地面積は約11万拓。大地のほとんど油分が豊富に含んだ赤土で、穀物と瓜がよく成熟する。町や都市は水路が交差する場所によく建てられており、未開拓の地域は人の立ち入った痕跡のない熱帯雨林。

雷州はその土地の性質上、数多くの植被に覆われ水路も複雑なため、ごく少数の港町や内陸都市だけが比較的に密集して開発されている。雷州を完全なる大地として捉えるよりも、数多な水域に存在している小島によって密集して形成されていると考えた方が正しい。

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雷州には蜘蛛の巣のように張り巡らされ五大水系があり、それぞれ帕帕爾河、逢南河、錫甫河、托曼多河、喬杜答默河と呼ばれている。その複雑な水路のため、人の足で踏み入る事の出来ない地域が数多く存在しており、およそ土地面積の二分の一しか探索されていない。そのため、未だに多くの謎が残されており、伝説に満ちた神秘な大地になっている

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雷州の春季は二月から四月までと短く、気候が温暖化するにつれ、多種多様な花が満開し、その錦のような鮮やかで美しい模様から、当地の人間は春季を「錦季」とも呼んでいる。錦季になると各地は豊作祈祷の祭典が多く行われる季節でもある。

五月からは長い雨季に入り、季節風天気が訪れるまではずっと続く。十月以降は「葉季」と呼ばれる冬季が始まり、一年のうち、最も快適に過ごせる短い季節である。樹木の葉が落ち始めると同時に新芽が生えるという珍しい気候。

【 都市 】
人族最古の発祥地となっているが、太古の水災によって形成された地中三海により、長い間、外界とほぼ隔絶した状態となっている。そのため、東陸と北陸の人間からは、雷州は原始的な森林と沼に覆われた不毛な地として認識されていた。また当地の住民も長期間に渡る疫病や自然災害により、各地転々と居住し、文明もほぼ昔のままになっている。

気候と風土の関係上、雷州の人々の肌色は濃く、髪の毛も硬くて黒い。東陸や北陸の人間はこれを未開拓の地の象徴として捉えている。雷州もかつては高度な文明を有しており、たとえ疫病や自然災害経過後も、その独特で優美な文明は少なからず各地で垣間見る事が出来る。

【 都市 】
華鉢羅:帕帕爾河の入り江付近に位置する西陸で有名な港町。帕帕爾河は雷州の南から北に沿って流れており、水路は比較的に広くて穏やかで、内陸への物資運輸に適している。沿岸市街では手工業、宝石加工業、紡織職などが発達しており、歴史上、ほとんどの雷州の国家は領地内で最も優れた港を国都として選び、国家間での戦争も、その領地争いによって勃発している。華鉢羅はまさにその争奪戦が最も激しい港の一つである。

弥足城:雷州東部の沐河平原に位置し、城西十数キロ離れた場所は沐河と雷州で水量第二位を誇る碧游江と合流している。凝翼半島から雷州の中州へ入るには、弥足城を避けては通れない。雷州の多くの城は人間族の古代語から命名されているが、"弥足"だけは蛮族語で"前哨"を意味している。以前この城は端朝軍隊の陣営にもなっており、隆治三十七年に建造された。

百度百科:「九州地理-雲州」より抜粋