瀾州

~ 九州大陸 瀾州 ~
Novolands Lan Zhou


【 地理 】
九州東陸東部に位置し、胤朝以前は羽族の居住地であったが、賁朝末年に人族(華族)によって占領された。瀾州東部は海に面し、西部に中州、南部には越州がある。面積は約15万拓。

東陸西部にある中州との国境地帯に位置する鎖河山脈は、標高こそ高くはないが、その峻険な地形によって自然の障壁となっている。唯一両州を行き来できるのは、山脈の巨大な断裂帯となっている晋北走廊のみ。

瀾州の北部に位置する銷金河の東側には、東陸最高峰の擎梁山がある。その平均海抜は約三千尺もあり、東陸で最も高い地域。またいくつもの断層が走っている地溝帯となる中央低地は、瀾州を南北二分した。

北部の夜北高原は気候が悪く、冬季期間は五か月にも及ぶ。針葉樹林が迅速に生育する以外、農作物には非常に不利な地域のため、瀾州の農作物は主に南西部の限られた地域にのみ収穫できる。

南東部は降水量が多く、また雷眼山が越州から吹く季節風を防いでいるため、いつしか広大な沼地と鬱蒼とした森林地帯を形成した。シダ類とつる植物が主な植被となっている。

瀾州の中央部にある夜沼は旅人から別名"黒き森"とも呼ばれており、九州でもっとも恐れられている地域として知られる。沼地周辺から上空に向かって厚く覆った黒い霧は太陽の光さえも遮り、凶悪な魑魅魍魎がその暗闇のどこかに姿を潜み、通りかかる旅人の命を狙っている。

【 種族 】
かつては羽族の発祥地だが、幾多にもわたる残酷な戦争により、羽族は北遷し、現在は人族(華族)の居住地となっている。

【 都市 】
秋葉山城:擎梁山の麓に位置する。瀾州北部は多雪地帯で、一年の大半は雪によって覆われている。城の作りは簡素で優美、永遠の雪国として晋北の奇観となっている。ここはかつて羽族の古都でもあり、後に華族に占拠された。胤朝時期に晋北国の都城にもなった。

八松:瀾州伝統の黄金交易中心。北の霍北、南の夏陽は主な取引先で、瀾州で最も活気溢れる都市として知られる。

夏陽:交易量は霍北、泉明、和鎮よりも遥かに劣っているが、その美しさは東陸随一。当地の採掘技術は有名で、街全体が辟先山から採掘された新山白玉によって建てられている。藍色の海洋に映え、白く輝く夏陽は、観光名所としても有名。

天水:瀾州の重要な商業都市。しかしここにたどり着くには、気候温和の時期に八松から出発しても半月の時間を要し、しかも途中で補給地点もないという険しい道のり。

潯州:夜沼の南側に位置し、冒険家の楽園。財宝を掘り当てた勇者と眼力のある商人らが共同で、人口20万の都市を瀾州一の活気ある都市にした。

金河七城:ここは人族と羽族との大戦後、人族が銷金河流域に建立した七か所の城の総称。それぞれ雲陸、青岳、康城、松衛、新葉、浅川、撫陽と呼ばれている。後に人族が建国した燕国の国都は雲陸に定めたが、第二次人羽大戦中に戦火によって焼かれた。

【 名所 】
夜北高原、夜沼、擎梁山、晋北走廊、辟先山、遂順川、銷金河、香螺溪


百度百科:「九州地理-瀾州」より抜粋